陸に山や谷、盆地などがあるように、実は海の中にも同様に地形が広がっており、呼び名を統一する会議も存在します。世界でバラバラに読んでいると混乱してしまうためです。
その会議で日本が提案し決議された中には、「ゴジラ」や「友情」など思わず笑ってしまうネーミングもあります。でもいたって真剣な会議で決まったこと名称です。
海の中の山?ゴジラが住んでいる?
「海上保安庁(@JCG_koho)」は海底地形の名称の認定を受けた報告を投稿しました。
日本が提案していた中で18件が採決されました。中には「ゴジラメガムリオン地形区」や、アメリカとの共同提案の「トモダチ海山」「フレンドシップ海嶺」などあります。国際会議を通して決まった名称ですが、思わずクスっとしてしまいます。
海底にゴジラが!?いえいえ、海底の地形の話です。
— 海上保安庁 (@JCG_koho) January 6, 2022
世界の海底地形名を標準化する国際会議で、昨年行った我が国の提案18件が承認されました。
ゴジラにちなんだ名前のほかにも様々あります。#海底地形 #ゴジラ
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この投稿に対しての反応は
・ゴジラとは日本らしくていいですね!
・ゴジラの次はモスラとか?
・海の中って結構複雑な地形ですね。
・ゴジラなら身近に感じます。
・名称を国際的に決めていたことを初めて知りました!
世界最大級!ゴジラ級の地形が日本の海に眠っている!
今回承認されたゴジラメガムリオンは沖ノ鳥島南東約600kmにあります。メガムリオは海底拡大によって生じたドーム状の高まりのことです。今回提案のゴジラメガムリオンは、現在のところ地球の中で最大の大きさです。
海の中は予想以上に壮大です。だからこそ、そこで生き物が暮らせて、美しい光景が広がるのかもしれません。