待ちに待ったダイビング!前日はドキドキワクワクしながら持ち物の準備をすすめる人も多いのではないでしょうか。
最初のうちは「ダイビングの持ち物は何が必要かな?」「これは持っていったほうがいいかな?」など悩むことも多いのではないでしょうか。
そこで、初心者必見!ダイビングに必要な持ち物や、あったら助かるアイテムなどをご紹介します。
ダイビングに必須の持ち物は?
ダイビングをするために最低限必要な持ち物をご紹介します。
ダイビング器材
ダイビングをするために絶対必須なものはダイビング器材です。
レンタルの場合はショップが準備してくれますが、マイ器材を持参する場合、特に宅急便などで送る場合は日程に予定を持って送るようにしましょう。
◉BC
◉レギュレータ
◉マスク・スノーケル
◉フィン・ブーツ
◉スーツ・グローブ
◉ダイブコンピュータ
◉くもり止め
など、必要なものは揃っているでしょうか?
ウエイトは貸してくれる場合がほとんどですが、ドライスーツの場合はアンクルウエイトもレンタルできるか確認するようにしましょう。
水着
ウエットスーツでダイビングをする場合は水着を忘れずに持っていくようにしましょう。
ダイビングで着用する水着は、男女問わずタイトなものがおすすめ。
スーツの中でくしゃっと丸まらずに済みますし、女性の場合は背中のファスナーに挟んで水着を炒めてしまうことも防げます。
また、女性は上下分かれているセパレートタイプの水着のほうがトイレに行きやすいのでおすすめです。
着替え
意外と忘れてしまいがちなのが着替えです。
ウエットスーツでのダイビングではとくに、朝に水着を着て朝出発してしまうことが多いためか、下着類を忘れがち。
水着とセットで準備するようにしましょう。
ドライスーツのインナー
寒い季節や冷たい水温の場所で潜る場合は、ドライスーツという水に濡れないスーツを使用します。
ドライスーツは、スーツの中にある空気で保温するため、空気をたっぷり含むことのできる、裏起毛やフリースのようなインナーがベスト。
逆に、発熱系の薄手のインナーは汗が乾きにくく体が冷えてしまうためあまりおすすめしません。
サンダル
ビーチダイビングでもボートダイビングでも欠かせないのがサンダル。
ダイビング中はブーツを使用しますが、そのまま陸上でも使用すると底のすり減りが早く、寿命を縮めてしまいます。
おすすめは鼻緒と一体型のギョサン。
滑りにくく丈夫で、多くのダイビングインストラクターが愛用しています。
タオル
着替えの際はもちろん、体を濡れたままにしてしまうと気化熱で体温が奪われてしまうため、陸での休憩時間はタオルで水分を拭き取るようにしましょう。
薄手で速乾性のあるタオルがおすすめで、マイクロファイバータオルや、スイミング選手もよく使用するセームタオルはたくさん水分を吸収するので大変重宝します。
ログブック・Cカード
ログブックやCカード(ライセンス)は必ずダイビングに持っていくようにしましょう。
ライセンスはもちろんですが、ログブックはあなたのダイビング経験やレベルを記録する記録帳でもあります。
ガイドはログブックを見てあなたの今までの経験やレベルを把握し、その日の最適な海に案内します。
ダイビング後にその日見た生き物などを書き込むのも楽しいアイテムです。
コンタクトレンズ
視力が悪い人にとって必須の持ち物がコンタクトレンズ。
度付きのマスク(水中ゴーグル)がレンタルできる場合もありますが、あなたの視力にベストのものはなかなかありません。
講習ではマスクの中に水を入れて目を開けることもあるため、流されても問題のない1デイタイプのコンタクトレンズがおすすめ。
流されてしまったときのことを考えて、予備も持っていくようにしましょう。
ダイビングにあると便利な持ち物
ここまで、ダイビングに必須の持ち物をご紹介してきました。
ここからはあると助かる、便利な持ち物をご紹介します。
酔い止め
車や電車、飛行機などの乗り物で酔わない人でも、慣れていない船や波の揺れに酔ってしまう人もいますので、初めてのダイビングの場合は念のため酔い止めを持ち物に追加しておくと安心です。
水中や水面、船の上ではなるべく進行方向側の遠くを見ることが酔わないポイントです。
防水バッグ・防水ポーチ
ターポリンのような素材でできた防水のウォータープルーフバッグやポーチを持っていくと、濡れたら困るものも守ることができるので便利です。
また、防水ポーチはダイビング終了後は濡れた水着を入れるのにも役立ちます。
同じくターポリンなどでできた防水のサコッシュなどもありますので、貴重品の管理にも役立ちます。
暑さ対策グッズ
真夏に持参したいのは暑さ対策グッズです。
あると便利なものをご紹介します。
日焼け止め
夏の日差しは強烈なので、日焼けを通り越して火傷のようになってしまう場合も。
日焼け止めでしっかりと肌を保護するようにしましょう。
近年、ハワイやパラオなどでは、サンゴに有害な成分の入っている日焼け止めは使用禁止になっています。
日本国内でもサンゴに優しい日焼け止めが販売されていますので、海の環境を守るためにもそのような日焼け止めを選択することをおすすめします。
ラッシュガード
日焼け止めはもちろんですが、物理的に日差しをカットしてしまうのがやはり一番です。
濡れているラッシュガードを着ていると、気化熱で体温が奪われ寒くなってしまいますので、ダイビング中は着用せず、陸に上がってから体の水分を拭き取り着用するようにしましょう。
サングラス
強烈な日差しは目にも悪影響を及ぼします。
特にボートダイビングの場合は日陰がなかなか少なくなってくるので、可能な限りサングラスを着用して目を陽の光から保護するようにしましょう。
色の濃さで選びがちですが、UVカット率も重視してサングラスを選ぶことをおすすめします。
帽子
帽子もあると便利な持ち物です。
日差しを遮るためにツバがあるタイプの帽子がおすすめ。
黒など濃い色のものは陽の光を吸収して頭の温度が上がってしまうので、なるべく薄い色の帽子があるとベストです。
また、女性はとくにダイビング後の乱れた髪を隠すのにも帽子は役立ちます。
水中カメラ・GoPro
水中カメラやGoProは持っているとダイビングの楽しさがさらに広がるアイテムです。
泳いでいる自分たちの姿を撮るのもいいですし、出会った生き物の撮影も楽しめます。
カメラ自体が防水で水深30mまで持っていけるものもあれば、ハウジングという防水ケースに入れて水中に持っていくものまで様々です。
生き物や環境保護のため、自撮り棒のようなものを使用禁止にしている場所もあるので、事前に確認するようにしましょう。
ボートコート
秋〜春のボートダイビングは、風を通さないボートコートがあると便利です。
体が濡れたまま風にあたると、気化熱で体温が奪われてしまいます。
真夏はそれが涼しくて心地良い場合もありますが、秋〜春はそれが原因で体調を崩してしまうことも。
アウトドアブランドで取り扱っているような、風を通さないアウターでもOKです。
ヘアバンド・バンダナ
女性や髪の長い男性におすすめの持ち物がバンダナやヘアバンドです。
水中では髪がふわふわと漂ってしまい、視界の邪魔にもなりますし、写真写りも微妙な状態に…
バンダナやヘアバンドで髪が漂わないように抑えておけば、そのようなストレスも軽減されます。
おやつ
ダイビングとダイビングの間は減圧症(潜水病)の予防も兼ねて1時間ぐらいの休憩をはさみます。
たっぷり水中で泳いだあとには小腹が空いてしまうので、休憩中のおやつを持ち物にいれておくと、そんな空腹も満たすことができます。
なるべくゴミが少なく済むものだと船の上でも安心です。
シャンプー・トリートメント
海水に浸かるとやはり髪が傷んでしまいますので、なるべく早めに海水を洗い流すようにしましょう。
ビーチダイビングはダイビング施設があればシャンプー可能なシャワーがある場所が多いので問題ないですが、ボートダイビングではシャワーの水がそのまま海に流れてしまうことが多いので、真水で洗い流す程度にし、ホテルなどに帰ってから髪のケアをするようにしましょう。
まとめ
今回はダイビングで必要な持ち物や、あると便利な持ち物をご紹介してきました。
ダイビングを始めたばかりだと、何を持って行くのか悩むことも多いと思いますので、持ち物チェックリストとしてこの記事を活用していただけますと幸いです。