スキューバダイビングにはまると、日常生活でも海のことやダイビングのことを考えてしまいます。テレビなどで海のシーンが映ると、ついつい反応してしまう方も多いのではないしょうか。実は漫画にもダイビングを題材にした作品があることを知っていますか?漫画であれば、ちょっとした時間にも読め、漫画でダイビングの追体験もできます。ダイバーはもちろん、ダイビングに興味がある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
今回はそんなダイビングを題材にした漫画の、人気の3作品の紹介をしていきます。
あまんちゅ!
あまんちゅは高校のダイビング部を題材にした作品です。美しい海の様子も描かれており、実際に潜っているかのようなリアルさを楽しめます。このリアルさによって、実際に海を潜ってるかのような体験ができる作品です。
あまんちゅ!のあらすじと概要
まんちゅ!は高校進学と同時に伊豆に引っ越した大木双葉が主人公です。高校に入学後にダイビング部に入部し、ダイビング部での活動を通じて成長する物語です。
作品の魅力は、その詳細な海の描写と、キャラクターたちの個性的な魅力にあります。海中の生き物や景色、透明度の高い海水など、美しい自然の景色が鮮やかに表現され、視覚的にも楽しめます。伊豆の海が舞台なので、伊豆をホームグランドとしているダイバーにとっては、親近感も湧くのではないでしょうか。また、双葉や小日向光といった登場人物たちの成長や友情、彼女たちの個々の課題に対する向き合い方が、感情豊かに描かれています。
ダイビングの魅力や海の美しさを伝えつつ、登場人物たちの心の葛藤や成長を通じて、感動と元気を与える作品として高く評価されています。海やダイビングを愛する人々はもちろん、そうでない人にとっても、心温まるストーリーでおすすめの作品です。
あまんちゅ!の口コミ
・ダイビングにまつわる様々なエピソードを散りばめたり、ほろ苦い夢の世界での初恋を体験したり、先輩や後輩とのほろっとした交流を深めたりと、ダイビングを通しての青春を疑似体験できます。海の神秘的な体験を堪能したい方にオススメです。
・海って眺めるだけじゃなくて潜ってもいいのか!と改めて思いました。海の広さと深さを感じます…。
・よく観察されているというか、ダイビングエリアで見られる光景そのまんまです。
・常に安定感に満ちているので安心して読める。
・題材の一つスキューバダイビングに関しては知らない人に対しても分かるように一から丁寧に説明しようとしているし、まったりした日常描写とダイビング両方のバランスと取ろうとしている。
ぐらんぶる
ぐらんぶるは大学のダイビングサークルを舞台にした漫画です。ギャグ要素が多めですが、ダイビングの話も所々出てきます。テンポよく物語が進み、ダイバーだけでなく多くの人に読みやすい作品です。
ぐらんぶるのあらすじと概要
「ぐらんぶる」は、大学生活とダイビングクラブでの活動を通じて、主人公たちの友情やドタバタなコメディ要素が描かれた作品です。物語は、大学に進学した主人公の北原伊織が、たまたまダイビング部に入部し、そこで個性豊かな仲間たちとの楽しい日々を送る姿を描いています。
この作品の魅力は、学生生活と笑いの絶妙な組み合わせにあります。登場人物たちは個性的で、ダイビング部での騒動やコメディエピソードが連続的に展開され、笑いが絶えません。同時に、友情や成長も描かれ、観る者に温かい気持ちを与えてくれます。
ダイビングというアクティビティを通じて、主人公たちはさまざまな状況に立ち向かい、自己成長していく様子も魅力の一つです。海の美しさも描かれており、ダイバーならあこがれる景色も少なくありません。
ぐらんぶるの口コミ
・絵がすごいキレイで個人的にすごく好きです。内容もダイビングというテーマを軸において、先輩のキャラや伊織のツッコミが面白くて何度も笑いました。こんな大学生活だったら毎日がすごく楽しそうです。
・ダイビングサークルを中心とした青春ラブコメ的な要素もありながら、バカでアホなノリたっぷりの色々ごちゃまぜな作品ですが謎の中毒性があります。
・最初は下品さに驚いたけど、ダイビングでの重要性などちょいちょいと出てきて人生とリンクする言葉でグッときます。色んな人が絡んできてからはなかなかギャグテイストが効いてきて笑えるストーリー。
・ダイビング関係の描写はキチンとなされており、泳げない主人公を海の世界へと誘うお話であったり、バカやっているだけじゃない!という青春群像劇的な話も描かれています。
海猿
海猿は、ドラマや映画化もされた人気作品です。ダイビングとは言っても、レジャーダイビングではなく海上保安庁の潜水士を題材にしています。しかし海の中の描写は非常にリアルで、一味違ったダイビングの視点から楽しめるでしょう。この漫画を読んで海上保安官を志したという人も多い影響力の高い作品です。
海猿のあらすじと概要
「海猿」は、海上保安庁の潜水士である仙崎大輔が主人公です。物語の中心には潜水士の活動があり、彼らが命がけで救助や捜索、不審船事件などの任務に立ち向かう姿が描かれています。この作品は、潜水士たちの勇気、仲間同士の絆、そして未知の危険に立ち向かう決意が魅力なり、観る者を引き込むストーリー展開となっています。また、作者の佐藤秀峰が描くリアルな描写と緻密なストーリーが作品全体を豊かにしています。潜水士のある種の冒険に身を委ねて楽しめる作品となっています。
また海での事故や事件が描かれていることで、レジャーダイビングの安全管理について、改めて考えさせられます。過剰に反応する必要はありませんが、読むと気が引き締まり、安全なダイビングを心がけようという気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。
海猿の口コミ
・海猿=海上保安官、人命救助に自分の命を掛けられる男達、凄いです内容もよくリサーチされていて何か体験しているような感覚になります。
・「災害救助」等がメインの話となるので、一巻目から非常にスピード感溢れる展開でとてもハラハラしながら読んでいました。海の恐怖を漫画で改めて実感しました。
・この作品は、海上保安庁に焦点をあてた、あまり見た事なかった作品だ。知っていそうで知らなかった世界を見せられた時、すごいエキサイティングだった。
・綺麗事だけではな済まない事態や、事故が起きた場合に、当事者に降りかかってくる大きな問題や災いのシビアさというのが容赦なく描かれていたような感じがします。そういった部分で、慎重にならなければならない事や、理不尽な事態や問題の怖さという点を伝えた意味では、本作は評価出来ます。
ダイビングを題材にした漫画は難しい?
ダイビングを題材にした漫画と聞くと、「ダイビングに興味ないし」「ダイバーじゃないと面白くないでしょ?」と思うかもしれません。
しかし今回紹介した漫画はどれも、ダイバーはもちろん、ダイバーでない人も十分に楽しめる作品ばかりです。専門用語ばかりが出てくるわけでもないですし、ダイビング以外のストーリーも豊富です。あくまでダビングのシーンが出てくるだけであり、メインは主人公の周りで起きる物語が中心です。
またダイビングはしてみたいけど勇気がないなという方にも、漫画を読むことで、ダイビングをイメージしたり、ダイビングをした気分になってみるのもおすすめです。
まとめ
ダイビングを題材にした漫画を3作品紹介しました。
実際にダイビングをするのはもちろん楽しいですが、漫画でダイビングや海をイメージする時間もまた楽しいです。きっと読み終わったらすぐにでも海に飛んでいきたくなるでしょう。ダイバーの方であれば、普段は漫画を読まないという方でも楽しめる作品ばかりです。ぜひこれを機会に読んでみてはいかがでしょうか?